日窒 秩父鉱山






他の鉱山に比べて比較的自宅から近いこともあり、
年間を通じて10回程度のハイペースで訪れている。
ここ数年は取り壊しが進み、少し寂しい場所になってしまった。










一人でドライブと称して来る事が殆どで、時々カメラすら持たずに来る事も。
今回は珍しく会社の同僚を案内した。
 
 
 
 
 





静かな時間が流れ、時折RectaflexとAlpaの控えめなシャッター音が響く。
お気に入りの場所を落ち着いた気分で撮影するには、やはり銀塩に限る。
 
 
 
 
 





一人では滅多に来ない社宅の裏手へ回る。
何度も冬を越え、確実に崩壊が進んでいる。










廊下があった場所に面した部屋には、もう誰も入ることが出来ない。
子供が残した落書きだけが、手の届かない場所に存在する。
誰にも書き足されないし、消されることも無い。










思えばもう10年近く通っている事になる。
昔は川沿いにも崩れ落ちそうな社宅があって、色々な場所にお邪魔する事が出来た。
立ち入り禁止の看板やバリケードが増えた秩父鉱山。
これから先、どんな姿に変わっていくのだろうか。
しっかりと見届けていこう。




0 件のコメント:

コメントを投稿