
大正3年 操業開始。
昭和41年 廃止。
3度目の来訪は友と共に。
冬の低い陽が幻想的な光景を織り成す。
最良の光線状態は、瞬く間に過ぎ去ってしまった。
オランダ積みの煉瓦に四方を囲まれた空間。
息を呑むほど美しい。
息を呑むほど美しい。
埼玉県初、最古の水力発電所。
水圧鉄管の終着地点だろうか。
神流川からの流れ込みを利用、最大出力は1100kWだったという。
発電設備があったと思われる場所には、今も仄かにオイルの匂いが漂っている。
50年以上の長きに渡り、
武蔵国の「神」が流れる川を内包していた。
今はただ、穏やかな時の流れに身を任せている。
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